気にし過ぎ

 鉢呂氏が辞任する発端になった発言が下記に書かれてあります.
 okamotoyの感覚だとどこがけしからんのか解りません.*1
 こういうので「辞める/辞めない」とか「ナントカ委員会で追及する」だとかで費やす時間は,今の日本に無いんじゃないかなと思います.
 「けしからん」と言う人は居るんでしょうけれども,被災者が言うならともかく第三者が言ってるのなら無視してもいいんじゃないかしらん.

 昨日、野田佳彦首相と一緒に(視察した)東京電力福島第一原子力発電所事故の福島県の現場は、まだ高濃度で汚染されていた。事務管理棟の作業をしている2千数百人がちょうど昼休みだったので話をした。除染のモデル実証地区になっている伊達市、集落や学校を訪れ、また佐藤(雄平)知事、除染地域に指定されている14の市町村長と会ってきた。

 大変厳しい状況が続いている。福島の汚染が、私ども経産省の原点ととらえ、そこから出発すべきだ。

 事故現場の作業員や管理している人たちは予想以上に前向きで、明るく活力を持って取り組んでいる。3月、4月に入った人もいたが、雲泥の差だと話していた。残念ながら、周辺町村の市街地は、人っ子ひとりいない、まさに死のまちという形だった。私からももちろんだが、野田首相から、「福島の再生なくして、日本の元気な再生はない」と。これを第一の柱に、野田内閣としてやっていくということを、至るところでお話をした。

 除染対策について、伊達市南相馬市も先進的に取り組んでいる。大変困難ななかだが、14市町村の首長が、除染をしていくと前向きの形もでてきている。首長を先頭に、私も、住民のみなさんが前向きに取り組むことで、困難な事態を改善に結びつけることができると話した。政府は全面的にバックアップしたい、とも話した。

http://www.asahi.com/politics/update/0909/TKY201109090380.html?ref=reca

*1:「死のまち」が話題になっていることは知識として持っております.