HP製のシンクライアント(たぶん,犯人ではない)

 
 HPのシンクライアント「mt245」を検証する機会を得ています.
 相手は「Windows Server 2008 R2」のターミナルサービス*1です.
 「HP Easy Shell」を使用する場合,「TCP 3389」のほかに「UDP 137」(ともにシンクラ→TS)を使用します.
 よくあるファイアウォールにプリセットされている「RDP」のオブジェクトは「TCP 3389」だけのことが多いと考えますが,この機種を使用する際は「UDP 137」を通すようにしましょう.
 (まぁ,FWログを観察すればすぐに気付く話であります.)
 
 で,本題は一度ちゃんと「UDP 137」を通していて,しかも「HP Easy Shell」で接続できていることが一度は確認できていたところで発生したお話です.
 
 ある日あるとき繋がらなくなってしまったのです.
 「HP Easy Shell」を使用しているとき,FWログは「UDP 137」に対して「accepted」と表示します.
 「TCP 3389」を含め通信は確かに通っているのです.
 そして,そのほかの通信をしている形跡がありません.
 
 「HP Easy Shell」を使用しなければつながります.
 そして,このときのFWログは「TCP 3389」だけを使用していることを示しています.
 
 なぜでしょう?  答えを現在検索中です.


 

*1:古い人間なのでお許しを...(^^;